A1.You Are My High (Vitalic Version) (
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A2.You Are My High (RevisitedBy Money Penny Project Feat B Only Death Knows) (
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B1.You Are My High (Radio Edit) (
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B2.You Are My High (The Bootleg Version) (
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前回のエントリーへのskgさんの言葉で自分が選ぶコンピレーションをやっちゃおうかと思ったんですが、物凄く長大な記事になりそうだったので、結局それらをアナログ単位で紹介することにしました。
一通り紹介し終えた時点でまとめ記事って形にするかもしれません。
2002年リリース。
最近ではまったく珍しくないですがおそらくこのとき「Demon」は20歳前後だったと記憶しています。
前回紹介したコンピレーションにも収録されていたトラックです。
これの目玉はA1の収録された「Vitalic Remix」でしょう。
前年Gigoloからリリースされた「Poney EP」のヒットを受けてのオファーだと思います。
ですが個人的に注目したいのはB2の「The Bootleg Version」。
これはその名の通り勝手Remixとして出回っていたものをDemon自身が気に入り、オフィシャルにしてしまったと言うもの。
いまならもう少し違和感のない話ですが、当時は割と驚かされました。
そのトラック自体もDJユースが意識されているであろう感じで、上モノはオリジナルを素直に残しながら、ベッタリしていたベース刻んでグルーヴを出してあります。
比較的ハイトーンで輪郭のしっかりしたキック、スネア、ザラっとした質感のハットもいい感じです。
そんなかなりマイナーな印象のこのトラックですが、あの梶野彰一氏のMixCD「De La Musique」(残念ながらググってもAmazonその他出てきません。。。)にも収録されたりしていました。
あとこのトラック、PVが非常にインパクトがあるのでそれを探していたところ、おそらく「SO_ME」と「Jean Nipon」がこれをプレイしている動画が見つけました。
やはり未だに愛されているようです。
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2008/06/22(日) 04:37:51 |
音楽
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V.A. / My House In Montmartre ネタがなかったので終了宣言したわけですが、本末転倒ながらそのエントリーへのコメントで思いのほかフレンチ、フィルターハウスに興味を持って下さっていたことがわかったので、それに関するエントリーを少し書いてみたくなりました。
正直旬なエレクトロを扱わねばならないと思い込んでいた部分がありました。。。
蛇足なのは重々承知ですが、少しだけお付き合いただければ幸いです。
あとまだはっきりと発表が出来ないのが残念ですが、これからリリースの予定や、面白いところでDJをやる予定などそっちの活動は今までにもましていろいろやっていく予定なので、どうぞよろしくお願いします。
このblogを止めてみただけで全然引退したわけじゃないです(笑)
当時幾多のフィルターハウスのMixやコンピはありましたが、まさに決定版というか本当にまったく隙のない選曲の一枚。
いまでもまだ入手可能なようなので、取り上げてみることにしました。
もし少しでもこのジャンルに興味のある方なら、手元において絶対に損はしないと断言できる一枚です。
1.Stardust / Music Sounds Better With You
言わずと知れたフレンチハウスの金字塔であり、「Daft Punk」の「Thomas」、「Alan Braxe」、「Benjamin Diamond」によるユニット「Stardust」によるトラック。
当時はイントロのカッティングギターが入ってきただけでフロアは喚起したものでした。
「Justice」など今でもかける人はいますが、さほど盛り上がらないですね(笑)
2.Phoenix / If I Ever Feel Better (Buffalo Bunch Remix)
フレンチが生んだ最高傑作、だと思います。
個人的にはこのRemixを収録している事がこのコンピを素晴らしいものにしている最たる理由です。
ちなみに「Phoenix / United」には「Todd Edwards」によるRemixが収録されているので、このトラックがCD音源で手に入るのはこのアルバムだけかもしれません。
実は「Dex Pistols」もこれをよくプレイしたりしていたので、エレクトロから入った人ももっとも耳にした可能性の高いフレンチハウスのトラックでもあります。
ちなみに「Buffalo Bunch」はそろそろ「Daft Punk」の「Guy-Manuel」の弟と言う紹介もいらないかなと思える「Play Paul」と「Raw Man」によるユニット。
3.Daft Punk / High Life
「Discovery」からこれをチョイスしてきたところもまた素晴らしい。
普通なら「One More Time」や当時から既に人気のあった「Harder, Better, Faster, Stronger」とかをチョイスしそうなところです。
やはりこのトラックがあのアルバムの中で一番フレンチハウス的な音だと思います。
4.We In Music / Grandlife
1998年に「Music Sounds Better With You」のヒットを受けて、たくさんのフォロワーが生まれました。
これもそんな中の一つであり、まったく容赦なくディスコなトラック。
好きですが、個人的には若干胸焼けします(笑)
この「We In Music」は上の「Phoenix」のRemixをしていた「Buffalo Bunch」の別名義。
5.Cassius / La Mouche (Played Live By DJ Falcon)
ご存知の方も多いであろう「Cassius」。
なにがLiveなのかはいまいちピンときませんが「DJ Falcon」によるRemix。
恐ろしいほどの展開の淡白さはこれぞフレンチと言った風情。
つい先日「Bang Gang」等もプレイしてました。
これまた何度言ったかわかりませんが、「DJ Falcon」は「Alan Braxe」の従兄弟。
6.Air / Modulor Mix (Stein House Remix Edit)
ここにきてフランス第二の雄「Air」登場。
こんなところにもこのコンピの懐深さが。
7.Minos Pour Main Basse (Sur La Ville) / Le Patron Est Devenu Fou
このトラックだけいまいち素性がわかりません。。。
ごめんなさい。
8.I:CUBE / Disco Cubism (Daft Punk Mix)
これも「Daft Punk」のRemixワークの中ではベスト3に入るであろう名作。
らしくない?おしゃれ感がポイント。
「FPM」こと田中さんのMixにも使われていたりしました。
9.Benjamin Diamond / Little Scare (Cosmo Vitelli Remix Long Version)
「Music Sounds~」の大ヒットを受けてリリースされたソロプロジェクトによるトラック。
このRemixも悪くはないんですが、正直これはオリジナルが素晴らしいのでそっちを収録して欲しかったと言うのが本音。
是非それが収録された彼のアルバムもチェックしてみてください。
10.Alan Braxe & Fred Falke / Intro
「Alan Braxe」の自身のレーベルからの一発目であり、この界隈ではかなりヒットしたトラック。
「Jets / Crash On You」からのサンプルもそれだけで素晴らしいんですが、「Alan Braxe」らしい高音成分の強い輪郭のしっかりしたキックとスネア、そして「Fred Falke」による生弾きベースラインが珠玉。
これまたおそらくベースフェチであろう「Justice」がヘビープレイ。
11.Demon VS Heartbreaker / You Are My High
先の「Phoenix / If I Ever Feel Better (Buffalo Bunch Remix)」がフレンチハウスでNO.1ならば、これはその次に好きなトラック。
早回しして性別不明になったボーカルと、ハイがブーストされた独特のサンプルの質感が印象的。
リズム隊がベタッとしていてグルーヴを放棄している感じも清清しいです。
ただ先のトラックに比べフィーチャーされることは少ないので是非再評価して欲しいトラック。
自分自身はウケるウケないに関わらず結構かけてます。
12.Superfunk / Lucky Star (Album Mix)
これも「Music Sounds~」フォロワーの一つでこのシーンでは大ヒットとなったトラック。
ディスコも正直ここまで来るとちょっとやりすぎかなって感じです(笑)
13.DJ Mehdi / Breakaway (Etienne De Crecy Remix)
あの「DJ Mehdi」。
実は彼もこのフレンチ・ムーブメントに参加していました。
が、存在感はそれほどでもありませんでした。
当時からフレンチのヒップホップシーンでは大物だったようですが。
14.Alex Gopher / Party People (Bib's & Dim's Disco Around The World Mix By Bibi & Dimitri From Paris Edit)
「Dust」のヒット、「Kitsune」からのリリースも記憶に新しい「Alex Gopher」。
本当に器用なようでいろんな音を出してきます。
世界の各都市を読み上げていくところが非常に印象的。
これも今でも使いたい一曲。
2008/06/02(月) 15:34:03 |
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