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主にフランスの流れを汲むクラブミュージックに関する雑記です。

Reveal!!!


Tracklist Album Justice "Reveal"

01 : Genesis
02 : Let There Be Light
03 : D.A.N.C.E.
04 : New Jack
05 : Phantom
06 : Phantom pt. II
07 : Valentine
08 : The Party
09 : DVNO
10 : Stress
11 : Waters of Nazareth
12 : One Minute to Midnight
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  1. 2007/04/27(金) 15:02:58|
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Boys Noize / Don't Believe The Hype



Boys Noize / Don't Believe The Hype

前回に引き続き、またまたESC仲社長のblogが素晴らしすぎるので紹介。

仲真史 Radio Escalator: 仲真史、『素晴らしき若者たちへ』!!

こんなメッセージをくれる大人が一人でもいれば、人生違った人もたくさんいるかもしれません。
一方こういうメッセージこそパンクなんかが発さなきゃいけなかったと思うんですがどうなんでしょうか。
だから今でもみんなブルーハーツを聴くしかないのかもしれません。
現在進行形でそういう人がいないのは少し不幸なことなのかなと思ったりもします。
それとも俺が知らないだけなんでしょうか。

「Boys Noize」と言えば「Kitsune」からの「Bloc Party / Banquet」のRemixがありますが、恥ずかしながら自分もこれで彼のことを知った口でした。
またその後の同レーベルからの「Boys Noize / Feel Good (TV=Off) 」も今思えばどうにも彼ららしくないトラック(まるで「Crydamoure」みたいな感じ。仏を意識したと考えるのは邪推でしょうか。)でいまいちピンと来ませんでした。

やはり彼らの真骨頂はアシッドなシンセ使い、絶妙なベースの質感にあると思います。
特にその各々の音へのこだわりはドイツらしいのかなと思ったり。
そういう意味でこのトラックはまさにと言った感じで「Alex Gopher / Dust」にも似た(むしろこのトラックが「Boys Noize」っぽい)歪んだアシッドなフレーズでじわじわ展開(この辺もドイツっぽいですね。)し、後半には「Justice」、「Digitalism」を思わせるようなスケール感あるストリングスが入ってきます。

そしてまたこのEP、面白いのが「Surkin」によるRemixが何故か二つも入ってます。
ボーカルをしっかりとフィーチャーしたMixと、DJ使いを重視してボーカルを減らすまたはカットしたDub Mixが収録されているのは割とよく見かけますが、まったく毛色の違う同一人物によるRemixが収録されていると言うのは初めて見た気がします。

まずNo.1と冠されたMixですが、このEPでの個人的な一押し。
彼らしい過激なカットアップがみられない珍しく素直なRemixですがオリジナルのベッタリしたグルーブを軽妙に仕立て、よりロッキンに仕上げているところに彼の新たな引き出しを見た気がします。
もちろんカットアップがないわけではなく絶妙なアクセントになっています。

次にNo.2、こちらは完全な「Surkin」節と言っていいであろうフレーズのカットアップの連打を基本にオリジナルのストリングスをフィーチャーしていますが、完全に別のトラックと言っていい仕上がり。
なんとなく想像ですが受け取った素材を弄っているうちに二つの展開ができてしまい、どっちも捨てがたかったので仕上げてしまったなんてところなのかと思ったりします。
実際両トラック共にそれに相応しい素晴らしい出来です。

何故また「Boys Noize」を取り上げたかと言えば、もちろん今夜彼が「Yellow」にやって来るからです。
そして同イベントにお世話になっている「Kazunoco」、「YATT」が出演、また「80Kidz」のmayuさん始めその他ネットで知り合えた方と複数お会いできる機会もあり非常に楽しみです。
さっき不幸と書きましたが「Dex Pistols」の存在でこうして面白いDJの人たちが集まっていると言うのは、自分達の幸福かもしれないと思ったりしました。
  1. 2007/04/20(金) 15:01:06|
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Busy P / Rainbow Man



Busy P / Rainbow Man

水曜は「Revolver」主催の「Busy P」が来日するイベントに行ってきました。
「Rapture」、「リンジー・ローハン」(残念ながら存知あげませんでしたが)なんていう人も遊びに来ていたりしてかなり豪華。

肝心のプレイは最高でした。
特に印象に残ったのは、個人的な一押し「DatA」による「Tepr / Minuit Jacuzzi」のRemixと最近の仕事が全て間違いない「Soulwax」による「Klaxons / Gravity's Rainbow」のRemixです。

しかし「Busy P」、彼は本当に人柄が素晴らしいです。
これについてはここの仲社長のblogに集約されている気がします。
今のフレンチエレクトロのムーブメントが過ぎても自分は彼を支持し続けようと思います。

表題曲の「Rainbow Man」ですが、かなりbpmは遅め。
プレイを聴いていても感じたことですが、Pedroのルーツにはかなり色濃くHiphopの影響があるようです。
もちろんこれもプレイしてました。

「Chop Suey」は「Arcade Mode」からすでに発売されていた7インチに収録されていたトラック。
本当「Ed Banger」節としかいいようがないファンキーで変態、ときおりノイジーなサウンドの混ざるフレーズにバイレファンキみたいな声ネタが入ってきます。

「Fancy / What's Your Name Again (Busy P Remix)」これまた一年前ぐらい前に「Arcade Mode」からリリースされていたトラック。
怪しげな2拍反復のベースフレーズにカットアップされた原曲の声ネタが入って来ます。
終わり際に突如原曲そのままの展開が入ってくるのも訳がわからなくていいです。
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  1. 2007/04/13(金) 16:59:43|
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Les Petits Pilous / Hello, We Are E.P.



Les Petits Pilous / Hello, We Are E.P.

知らずに買ってたんですがこのアーティスト、実はmyspace始めたばかりの時にリクエストくれた人でした。
ご丁寧にウサギの画像貼ってコメントくれてます。

フレンチ出身のエレクトロの二人組なんですが、リリースはドイツの「Boys Noize」のレーベルから。
もうドイツとかフランスとかシーンの垣根は非常に薄いですね。

A1は狂ったようなシンセフレーズがじわじわ盛り上がるトラック。
A2は子供の声のようなサンプルがループしているところにノイジーなベースが入ってきます。
B1は人の声らしきカットアップフレーズのトーンを上げ下げしながら展開、終盤に入ってくるキックだかベースだかといった音が気持ちいいです。
B2はラジオみたいな質感に加工された声ネタにやはりノイジーなベースが絡む展開。
基本的な作りはA2に似ているかもしれません。

個人的にはB1がお気に入りですが、全体にはちょっと淡白すぎるかなと言った印象です。
かける人がかけると格好よくなる類のトラックなのかもしれません。

  1. 2007/04/06(金) 21:03:33|
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