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主にフランスの流れを汲むクラブミュージックに関する雑記です。

The Bloody Beetroots



myspace
http://www.myspace.com/thebloodybeetroots

プロモーション用ページ。全てのトラックがダウンロード可能。
http://www.bobrifo.com/bbs.html

なんとも恐れ多いことにmixiで自分のコミュニティなぞ作っていただいてしまいました。
まずは自分がそれに見合った活動をしっかりしていかなければなあと思いつつ、あんまり寂しいのもなんなのでmixiアカウントをお持ちの方は気楽に参加してやって下さい。

今回はアナログではなくてmyspace経由で知ったアーティストを青田刈り的に紹介したいと思います。
「The Bloody Beetroots」と言うアーティストなんですが、「Justice」が「Waters Of Nazareth」で見せた暴力性や「Boys Noize」なんかを彷彿とさせるような輪郭だったボディ感のあるベースをよりネクストな方向に押し進めた感じ。
かなりどのトラックもクォリティにムラがないんですが、強いてあげるなら「Ezekiel Eats Red Hoodie」、自分も先日もプレイした「Harvest Time」がお勧めです。

今後来るんじゃないかなーと音だけ聴いて勝手に思ってたんですが、実際に「The Whips / Trash」、「Fox N' Wolf / Beat Me Up」のRemixオファーが既に入っている模様。
勘のいい方はお気づきかと思いますが両方とも「Kitsune」絡み(「Fox N' Wolf」に至っては「Digitalism」と同じくデビューから「Kitsune」オンリーですね。)なので、もしかしたら「Kitsune」からのRemixリリースになるのかもしれません。

その素性はと言うと、どうやら「Bob Rifo」と言うパンクバンドのメンバーの別プロジェクト的な位置づけなようです。
「Death From Above 1979」と「Mstrkrft」の関係をイメージすると判りやすいんでしょうか。
(ちなみにこのバンドも既にインディーでリリースがあり、そのレーベルの中に何故か「April77」が。「April77」本当にアナログリリースまでしてるんですね。)

メンバーの兼ね合いがいくらmyspaceの情報と睨めっこしてもよくわからないんですが、どうやらセンターマンの「Bobbie」はイタリア出身でその辺りを中心に活動している模様。
Escalatorの仲社長が去年「次はイタリアだ」みたいな事を言ってたときはいまいちピンと来なかったんですが、割とそうなのかもと少しだけ思えてきました。

是非是非ダウンロード可能なうちにプロモーション用ページから音源をゲットしてみて下さい。
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  1. 2007/03/30(金) 16:02:29|
  2. 音楽
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Beastie Boys Vs Alan Braxe / Beastiality



Beastie Boys Vs Alan Braxe / Beastiality

予定通り大阪でDJして来ました
本当にみなさんいい人でめちゃくちゃ楽しかったです。
あと告知を打ってはいたものの正直ネット経由の宣伝でお客さんが来てくれる事は期待していなかったので、実際blog経由でsholeさんが来て下さったのは非常に嬉しかったです。

あと何故か帰りに大阪駅で田中さん(FPM)に遭遇。
話しかけると気さくに応じてくれました。
「Busy P」然り、売れてもこういうスタンスでいるのって大事ですね。

ところで今回もかけたのがこの「Beastie Boys Vs Alan Braxe / Beastiality」。
1998年頃に流通した「Beastie Boys / Intergalactic」と「Alan Braxe / Vertigo」の「Thomas Bangalter(Daft Punk)」によるRemixのMash Upです。
(「Vertigo」については過去記事を参照ください。)

レコード紹介本(たぶんこれ)にも紹介されており、自分も去年中古で見つけたので割と白盤の割に流通枚数も多いんじゃないかという気がします。

あとこのトラックを有名にしているのが、このMash Upを作成したのが「Thomas」自身なのではないかという説。
確かにこの頃行った「Daft Punk」によるアメリカのDJツアーでは「Madonna」、「Micheal Jackson」そして「Beastie Boys」のMash Upをプレイしていたと言うのを聞いた事があるので、割りと信憑性があるような気がしてきました。
(今ほど「Mash Up」と言う文化が一般的ではなかったですし、確かにレーベル面に「Roule」の文字が見えます。)

さらに今回もう一つ「Roule」から「Thomas Bangalter / Extra Dry」もセットに入れてみたんですが、違和感なく混ざってくれました。
フレンチタッチ全盛の時代にこういうアシッドな音もしっかり作っていたことに改めて驚きを感じます。
(実際当時はまったくピンときませんでした。)

確かに今のMash Upムーブメントを定着させたのは「2 Many DJs」ですが、その頃からMash Upトラックを積極的にプレイしていたこと然り、彼らは今のムーブメントの核になるものをほとんど内包していたんじゃないかと思ったりするのはあまりに「Daft」びいきな見方でしょうか。

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  1. 2007/03/27(火) 16:15:46|
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※画像の表示にJava Scriptを使用しているため、設定がオフになっている場合表示されません。
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  1. 2007/03/24(土) 00:00:00|
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Kavinsky / 1986



Kavinsky / 1986

どこから手に入れたのか「Kidz by Colette」で拙作の「Justice Vs DatA / Paste Back D.A.N.C.E.」を紹介してくれてたんですが、そのダウンロードが500を超えてるみたいでびっくりです。
思ったより影響力あるサイトなんですね。
しかしzShareはダウンロードのわずらわしさもほとんどないしダウンロードカウントも取ってくれて非常に便利。
今後はトラックをそっちに上げて行こうかなと真面目に考えてます。

そんなこととは全く関係なくフランスの秘蔵っ子「Kavinsky」の新譜。
あの「Justice - Waters Of Nazareth Release Party」に参加していたり、myspaceで「Daft Punk」のTop Friendsの中にいたりとなにやらむこうではとても期待されている感じ。
(Remixerも前回が「Mr.Oizo」、今回が「SebastiAn」と言うのもすごい。)

ただ個人的な彼の思い出は、前作「Teddy Boy EP」に歪みがあって針飛びするのでアイロンかけたところ、ぐにゃぐにゃになってまったく使い物にならなくなったと言うものです。
(いい方法があれば教えてください。)

イタロ・ディスコ~なんて言われてますが、そっち系聴かないのであまりピンと来ません。
個人的にはメロディックなシンセが幾層にも絡み合っていく感じからして、ちょっと悪ぶった「Alan Braxe」みたいな音って感じです。
(ただこの辺の音って如何せん少し前のシーンなイメージがあるんですが、そうでもないんでしょうか。)

そこに来て「SebastiAn」仕事は原曲のフレーズを使いつつも激しくディストーションをかけたり、彼にしか出せない太いギターの音が入ったりと素晴らしい出来になってます。

ところで彼、ゾンビらしいです。
すみません、あの「Daft Punk」がロボットになっちゃったみたいな設定ですね。
その顛末は彼の「Testarossa autodrive」のセルシェードCGアニメのPVで見れます。

また「Smart」に「Kiri」さんから彼へのインタビューが載っていたんですが、どうやら無類のゲーム好きでゲームばっかり買っていたらお金がなくて他人から古いPC譲ってもらったところから曲作りを始めたらしいと言う逸話が載ってました。

どんな音楽にインスパイアされたかという質問への回答にもいろいろなものがあったんですが、その中に「北斗の拳」、「City Hunter」と言ったラインナップが含まれていたのも興味深いところです。

そして頼みもしないのにまたゲームの話へ。
それも「シェンムー」とは。
ただの濃ゆいオタクです(笑)

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  1. 2007/03/23(金) 13:22:01|
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ED Rec Vol.2



ED Rec Vol.2

前に紹介したネット配信のみ(一部CD-Rはあった模様)の「ED Rec Vol.1」に続く「Ed Banger」のレーベルコンピ。

いつ出るのかとネット上で毎日リリース情報をチェックしていたところ、「Technique」が一番早くリストにアップ。
すかさずオーダー、配送手続きをとったものの一向に配送される気配なし。
早い人は先週の金曜ぐらいには入手していたようですが、自分の手元に届いたのは日曜の夜でした。
送料600円とともに。
もうCDはネットでオーダーしません。

なんとなく各トラック一言感想。

Mr.Oizo / Intra
ほとんどの「Uffie」のトラックをプロデュースしている「Mr.Oizo」によるめちゃめちゃ格好いいCrewの紹介イントロ。
特にmyspaceで視聴可能な「So_Me」によるムービーは必見!

Uffie / Dismissed
「Ed Banger」と言うケーキの上のチェリーこと紅一点「Uffie」。
「Ready To Uff」、「Hot Chick」の系譜は継ぎながらも若干トラックが派手になったかも。

Justice / Phantom
今や説明不要の「Justice」による、来月発売予定の「D.A.N.C.E. EP」からのカット。
このトラックについては過去記事をどうぞ。
でもBPMあげると格好いい。

DJ Mehdi / Stick It
去年「I Am Somebody」が大ヒットした「DJ Mehdi」。
「Mehdi」にしては地味めなトラック。
1分半くらいしかないのでアルバムの間奏的な意味合いが強そう。

Mr.Flash / Disco Dynamite
「Busy P」が彼のトラックをリリースするために作ったのがこの「Ed Banger」。
まさにタイトル通り、ファンキーなシンセフレーズが縦横無尽。

Krazy Baldhead / Strings of Death
先日リリースされた「Dry Guillotine E.P」もヒット中の彼。
確実に「Rhythim Is Rhythim / Strings Of Life」をもじったであろうタイトル。
ところがトラック自体は全然関係なく「Krazy Baldhead」節。

Feadz / Edwrecker
「Uffie」の恋人「Feadz」。
今や知名度では逆転気味ですが、元々彼がトラックメイカーをしていたために「Uffie」は今のポジションに。
「Ed」はもちろん「Ed Banger」のものであろうと思われますが、「wrecker」はレッカー車のレッカーみたいです。
どういうニュアンスなんでしょう?
ふわふわしたカットアップされたシンセにボコーダーが展開するメロディックなトラック。

Busy P / 49ers
「Ed Banger」の親玉「Busy P」。
フレンチタッチな音のファンキーなトラック。
40秒ぐらいしかないのでこれまた間奏的な意味合いが強いと思われ。

DJ Mehdi / Lucky Girl
ちょうど同じタイミングでシングルEPがリリースされたトラック。
ダークなシンセフレーズで展開。

Busy P / Rainbow Man
これまた先日発売された「Busy P」のデビュー?EPの表題曲。
BPM100ぐらいの完全にヒップホップなトラック。

Mr.Flash / Eagle Eyez
場違いなほど爽やかなピアノ、ギター、ストリングスのフレーズで構成されるトラック。
これも2分弱しかないのでおそらく間奏。

Sebastian / Greel
「Justice」と肩を並べる同レーベルの看板でありもっともネクストな音を発信する「SebastiAn」の新曲。
「Ross Ross Ross」でかなりハードルあげてましたがこの人は裏切らなかった。
間違いなく今までの流れを引き継ぎながらもよりエッジの効いた音色になった気も。

Klaxons / Golden Skans to Interzone (So Me Remix)
なんと「Ed Banger」のグラフィックを一手に引き受ける「So Me」がRemixを。
それも「Klaxons」!
そして「Golden Skans」と「Atrantis To Interzone」両方使いという凄まじさ。
これを聴いてトラックなんて誰にでも作れる気になればいいんじゃないかと思います(笑)

Vicarious Bliss / Limousine
「Ed Banger」唯一のバンド「Vicarious Bliss」。
トラックはボーカルもなく割りと淡白。


ところで貴重な情報源としてお世話になっている「Higher Frequency」に「Pedro」のインタビューが掲載。
爆笑必至な内容ですが、真に受ける人もいるんだろうなあ(笑)

Busy P - P Diddy に挑戦
http://www.higher-frequency.com/j_news/march07_i/13/1.htm

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  1. 2007/03/19(月) 17:09:47|
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Justice Vs DatA / Paste Back D.A.N.C.E.



Justice Vs DatA / Paste Back D.A.N.C.E.

DJ Daruma (Dex Pistols)」氏のインタビューなんかも掲載しているサイト「T.E.C.H.N.I - C.O.L.O.R」でアーティストとして紹介していただきました。
(「Poney Poney」のインタビューなんかも予定している模様。)

そのインタビューの最後の質問が「まだライセンスしていないDJにどんなアドバイスを?」ってな具合でしたがしれっと書いておきました。
そんなアドバイス俺がもらいたいです。

今回は「Justice」の新曲「D.A.N.C.E.」のMash Up。
これがBPMが100ぐらいしかなかったので、とてもそのままではセットに組み込めません。
Remixしてもよかったんですが、いまいち自分のマスタリングに自信がもてないので適当にベースになるトラックを被せてみて「DatA / Paste Back」に落ち着きました。

あとおまけでその「T.E.C.H.N.I - C.O.L.O.R」をやっている「Felix」君の同じく「Justice」の新曲「Phantom」と「Daft Punk / Technologic」のMash Up。
思いっきり大ネタ×大ネタなんですが、「Technologic」の声ネタのカットアップのセンスがいいです。
http://www.myspace.com/technicolor3000

3/19追記
ANAKIN」君にもMash Upを彼のblog「KidZ By Colette」で紹介していただきました。
http://kidzbycolette.blogspot.com/2007/03/busy-p-dans-kostar.html
http://kidzbycolette.blogspot.com/2007/03/arkitip-39-hosted-by-colette.html



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  1. 2007/03/15(木) 17:20:47|
  2. mash up
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Yuksek / Composer



Yuksek / Composer

「Institubes@Yellow」行ってきました。
「Le Baron」では乾杯しかできなかったSurkin坊やともちょっと会話できました。
たぶん来てくれたんだ的な事を言ってたと思います。

三者三様に素晴らしかったんですが、やっぱり自分がフィーリングが合うなあと感じたのはSurkin坊。
シカゴ系のカットアップスタイルがやはりルーツとしてあるようで、その辺りのトラックを中心にプレイしてました。
特に「Thomas Bangalter / What To Do」をかけていたのにはびっくり。
(「Modular」とかのオージー勢はよく「Roule」時代の「Thomas」のトラック使ったりしますね。)

あと三人共Macノート+MIDIコントローラという構成でプレイしていました。
正直今まではノートPCでのDJって退屈って印象があったんですが、ツマミをグイグイ動かしていろいろ展開させていて非常にライブ感を感じ、これもありだなーと思いました。
どの道具も使い様ですね。

そのコントローラがみんなおそろいで「Evolution」というメーカーのものでした。
おそらく「UC-16」か、「UC-33」だったと思います。
あんまり格好よかったので衝動買いして同じことがやりたくなってしまいましたが、残念ながら肝心のソフトが何を使っているのかわかりません。
(追記 どうやらソフトはAbletonのLive!な模様。)
(ちなみにヘッドホンはおそらくこれ。意外とリーズナブルでびっくり。)

なんだか枕文が長くなってますがまたまた「Surkin」繋がり。
「Franz & Shape」でお馴染みのレーベル「Relish」からのバンド。
各面に一曲ずつ収録されていて、それぞれRemixerが「Surkin」と「Ed Banger」の「Vicarious Bliss」と言う気合の入り様。
最近買った中では一番の当たりな感じです。

「Composer」は「Soulwax」系のシンセがビコビコいってるロッキンエレクトロ。
今のフロアマナーをしっかり抑えてる感じで、非常に使いやすそう。
「Surkin」によるRemixはまさに彼らしいと言った感じのボーカルカットアップから始まるトラック。
ただオリジナルもかなりいいのでどちらを使うかは悩みどころ。

そしてよりバンド色が強めに出ている「Little Dirty Trip」。
これもめちゃくちゃ格好いい。
センチなコードとファンキーでバウンシーなベースに「Simian Mobile Disco」風のハイトーンのピコピコシンセ。
すごくツボです。
贅沢を言えばボーカルがもうすこし少ないほうがより使いやすいですが、格好いいので良しという事で。
「Ed Banger」唯一のバンド?「Vicarious Bliss」によるRemixは何故かオリジナルよりロッキンに。

しかし最近「Ganban」さんの奮闘、大沢氏の「Kitsune」への傾倒もあってかこのシーン自体かなり一般化してきてるように感じるので、気がついたらみんな同じトラックかけてるみたいな事にならないように気をつけないとなあとふいに思ったりもしました。


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  1. 2007/03/12(月) 14:10:16|
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Klaxons / Golden Skans - The French Remixes EP



Klaxons / Golden Skans - The French Remixes EP

水曜に最近週通いの「Le Baron」での「Kazunoko」主催、「Dex Pistols」出演のイベントに行ってきたんですが、なんと「Tacteel」、「Para One」、「Surkin」の「Institubes」トリオが来てました!
なんか喋りたかったんですが、とりあえず「Surkin」と乾杯だけしときました。
(しかし「Surkin」若い!実際20歳で十分若いんですが、見た目はさらに16歳ぐらいにしか見えません。)
今晩の「Ganban Night」にはもちろん行きます。

あと「Dex Pistols」のお二人とも話すことができました!
「myspace」でメッセージやりとりしたのも憶えていてくれて、以前ここでも書いた「Pedro」がロゴをおもしろがって取り上げてくれてた件についても茶化されました(笑)
いやー、お二人ともいい人です。

それでは一応「Surkin」つながりでこの一枚。
先駆けて発売されたバージョンには「Erol Alkan」によるRemixしか収録されていなかったんですが、今回はそれプラス先の「Surkin」とおそらく今一番人気のリミキサー「SebastAn」によるものが収録されています。
正直前のバージョンを買った人は損した気持ちでいっぱいかとは思いますが、自分もそんな一人です。
(いっそこれには「Erol」のバージョン入ってなければいいのに・・・)

これではB面に収録の「Erol Alkan」のRemixについてはmatsさんの記事を参照してもらうとして、素晴らしいのはこの「SebastiAn」と「Surkin」というチョイス。
これにはおそらく「Simian Mobile Disco」のメンバーでもある「Klaxons」のプロデューサー、「James Ford」の影響が間違いなくあると思います。

そして変態カットアップが代名詞、そのトラックの使い勝手の悪さから12インチに収録される際内側にまわされる事の多い「SebastiAn」ですが、今回は「Rapture / Get Myself Into It」のRemixに続いて割と原曲のボーカルを大事にしたRemixをしています。
そして一方「Surkin」はと言うと容赦なく縦横無尽にカットアップ。
ほぼ原型を留めていません。
(かろうじて「Golden Skans」と言っているボーカル部分を使っているのがご愛嬌。)

にもかかわらず、この原型を留めていない「Surkin」によるRemixがA1に配されているというのがなんだか気になってしまいました。
今まだリミキサーとしての位置付けは「SebastiAn」>「Surkin」だと思うのですが。

(3/10追記 テクニークのサイトの誤記だったようです。A1が「SebastiAn」でA2が「Surkin」によるRemix。)
ちなみに自分の一押しは「Surkin」仕事です。

余談ですが「SebastiAn」はどのRemixもらしさが出ていて十分素晴らしいんですが、個人的に今まだ一番格好いいトラックだと思っている彼の「Ross Ross Ross」を超えてくるものがまだ無いような気がします。
是非これを超えるものを聴いてみたいものです。

  1. 2007/03/09(金) 15:24:56|
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Institubes



Blog上でやり取りしていたイベントがとうとう決定しました!!
またタイミングを見て自分のところでも告知しようと思いますが、詳しくはとりあえずこちらをご覧ください。

まとめ記事を書くと思ったより各所からリンクしていただけたので、来週金曜に「Institubes」勢が来日する前にそれについてのまとめ記事を書こうと思っていたところ、「TowerRecord」のフリーマガジン「Bounce」にめちゃくちゃわかりやすいフレンチ・エレクトロ特集が。

素晴らしいのが「Daft Punk」、「Ed Banger」、「TTC」等々とこの「Institubes」の人物相関図。
とかくフレンチ・シーンは人間関係が割とこじんまりまとまっているのが面白いところの一つでもあると思うんですが、それを余すところなく堪能することが出来ます。
(でもあえて突っ込むと何故今「Demon」、「Crusz」が載っていて「Alan Braxe」が載っていないのか、また「Demon」が「Kitsune」のクルーになっている点が謎です。)

おかげでその特集にリンク張って補足書いて終了と思っていたんですが、「Bounce」のサイトのどこを探してもその記事は見つからず。
どうやら「Jetset」みたいに紙媒体とネット媒体でコンテンツを共有していない模様。
いいコンテンツなだけに、なおさら惜しいです。
(他にもニューレイブ特集や、個人的に今まであまり何にが評価されているのか理解に苦しんでいた「Switch」に関する記事なんかもあり、かなり充実していました。)
「Tower Record」に寄る機会のある人は是非もらって堪能してください。

それではざっくり紹介。

■Tacteel

「Institubes」のレーベルオーナーであり、メイン・アーティストの一人。
元々キャリアは長く世の中がフレンチ・タッチと色めき経っていた頃、その裏のゲットーなシーンのボスとして君臨していたユニット「TTC」にトラックメイカーとして参加、やがて正式にメンバーに加わり知名度を増したところでこの「Institubes」を設立。

正直「Para One」や「Surkin」のような爆発的ヒットに恵まれてないことからもどうにも地味な印象がぬぐえない彼ですが、是非現在発売中の日本特別編集版である「Je Ne Vous Oublierai Pas (I Will Not For Get You) 」を聴いてみてください。
自分もこれで印象が変わりました。
めちゃくちゃ格好いいです。

■Para One

この「Institubes」の看板アーティスト。
「Tacteel」と同じく「TTC」のトラックメイカーであり、彼とともに別ユニット「L'attrier」等としても活動。
なんと言っても彼の地位を不動のものにしたのは去年のアンセム級トラック「Dudun-Dun」。
とにかくこのトラックはやばすぎです。
また「Daft Punk / Prime Time Of Your Life」、「Mstrkrft / Work On You」のRemixでも注目。

■Surkin

デモテープを「Tacteel」に渡したことからトントン拍子でデビューが決まったシンデレラ・ボーイ。
しかしその才能は疑う余地なく、リリースした「Radio Fireworks」、「Ghetto Obsession」は共に大ヒット。
また最近ではあの「Klaxons / Golden Skans」のRemixも依頼される末恐ろしい20歳。
またCDアルバムのジャケットは「Justice」の「Gaspard」(グラサンの方)の変名、「Gaspirator」が担当しています。
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  1. 2007/03/02(金) 18:04:11|
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