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主にフランスの流れを汲むクラブミュージックに関する雑記です。

Phoenix!!!


前回エントリーで行くと書いていた「Phoenix After Party」。
実は半信半疑だったんですが本当に「Phoenix」のメンバーが来てました!

タイミングを見てギターの「Christian Mazzalai」に話しかけるとその日着ていったPhoenix Tシャツを喜んでくれて、快くサインに応じてくれました。
Tシャツは永久保存しようと思います(笑)

おまけにそのままの流れで翌日のライブにもゲストで入れてくれることに。
本当に最高でした。
(ライブのゲスト受付をしているとき隣に何か見たことある顔が、と思えば「Kitsune」の「Gildas」でした。)

ライブでは特に「If I Ever Feel Better」の後半がハードなアレンジになっていて、サビのところに新たなフレーズが追加されたりしているのがめちゃめちゃ格好よかったです。
(上のYouTubeもそのバージョンになってます。是非このバージョンもリリースして欲しいです。今の文脈だとこっちの方がDJ使いしやすそう。)

そのままライブが終わるや否やSoftに移動したんですが「Juliana」も最高。
めちゃくちゃ踊り狂ってました。
おかげで今全身が痛いです。

あとAwan CafeでのDJもみんな盛り上がってくれて最高でした。
本当楽しかったです。

以下はPlay List。
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  1. 2007/02/26(月) 15:08:43|
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ED Rec Vol.1



ED Rec Vol.1

今週は土曜に埼玉でDJをしてから「Phoenix After Party@Le Baron」へ、そして翌日は「Phoenix」のライブを蹴って「Juliana vol.3@Soft」。
楽しい週末になりそうです。

来月に「Ed Banger」のコンピがCD、LPでリリースされると言うことでチェックしたんですが、何故かそのタイトルが「ED Rec Vol.2」。
何時の間にVol.1が出ていたんだろうと思ったら、去年の11月に「i-tune」その他のダウンロード販売のみでリリースされていたようで。
まったく初耳でした。
という訳で個人的に気になるトラックを今更ピックアップ。

「Ed Banger」では一番キャッチーかもしれない「Uffie / Pop The Glock」収録。
「DJ Medhi / I AM Somebody」も割と聴きやすそう。

おそらく「Sebastian」の初期作である「H.A.L.」はダークなピアノサンプルとカットアップされたブレイクビーツ・トラック。
彼だけが音のルーツが音響系とか呼ばれるほうにあるように感じたり。
おそらくレーベル初期にリリースされた7インチにしか収録されてないので、どうしても音源が欲しい人にはいいかも。

あと我等が日本人「Zongamin」の「Bongo Song」はオリジナルがよかったなあと。
唯一といっていいほどの外部アーティストなのでコンピとしては仕方がないのかなという気もします。

あとはあの「Justice / Waters Of Nazareth」収録。
一方何故だかアンセム「Never Be Alone (We Are Your Friends)」は未収録。
これはもう紹介するまでもないってとこなのか、Simian、Virginとの権利関係なのか、「Justice」が嫌がったのか。
でも入れておいたほうが確実に間口は広がったはず。
ただここでそういう商売っ気に固執しすぎないのは「Ed Banger」らしくてよい気もします。

ただやっぱりこれCDで欲しかったなあ。


以下トラックリスト。
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  1. 2007/02/23(金) 18:03:04|
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Klaxons / Magick (Simian Mobile Disco Remix)



Klaxons / Magick (Simian Mobile Disco Remix)

当blogにリンクしてくださっている「Hang Reviewers High」のソメル(筆名はさやわか)さんが「Quick Japan 70号」に寄稿されていたので購入しました。
(最初はサイトの過激な謳い文句に正直晒されているのかと思いました(笑))

非常に久しぶりに読んだんですが、思ったより文章量が多くて活字好きとしては気持ちよくお腹いっぱいになれる雑誌でした。
(ピエール瀧×板尾氏の組み合わせとかもなかなか他では見れない感じがします。)

アルバム「Myths Of The Near Future」が賛否を呼んでる「Klaxons」もの。

カットアップされ聖堂を思わせるようなリバーブを施されたボーカルに、「Radiohead / Kid A」を思わせるようなバロックな感じのシンセフレーズが絡んでいくサイケなトラック。
そしてじわじわと時間をかけながらゆっくりとテンションを上げていき、やがて最後のブレイク明けの爆発。
そのカタルシスは凄まじいです。
錚錚たる面々による彼らのRemixの中で、個人的には一押しです。

実際「Klaxons」のトラックは割とBPMが早いので、単純に原曲をフロアライクにしたてるようなRemixは難しいと思います。
(割と原曲に忠実な「Atrantis To Interzone (Dave P And Adam Sparkles Remix)」は正直いまいちでした。)

やはり今「Klaxons」自身にすごく勢いがあるので原曲の雰囲気を残したRemixをしたくなってしまうのはなんとなく理解できるんですが、これはいっそ潔く原曲を素材と割り切って解体、再構成しているがゆえに素晴らしい出来になっているんじゃないかと思います。

この「Kitsune」からのリリースでおなじみ「Simian Mobile Disco」、割とご存知の方も多いと思いますが「Justice Vs Simian / We Are Your Friends」のサイケバンド、「Simian」の元メンバー二人によるユニットだったりします。
(「James Ellis Ford」、「James Anthony Shaw」。残念ながらあの印象的なボーカル「Simon William Lord」はそのメンバーではないようです。またWikipediaによるとその元トラック「Never Be Alone」のプロデュ-サーはあの「Brian Eno」だそうです。)

そのエピソードだけでも充分彼らの懐深さを感じるには充分ですが、最近の彼らRemixワークにおける芸風の変化を見るにつけどんどんいろんなものを吸収して引き出しを増やしているなあと言う印象を受けます。
正直「Kitsune」からリリースされた「Hustler」とかはそんなに好みじゃなかったんですが、今では「SebastiAn」、「Surkin」等と並んで今後の音を占う上での最注目の一人だと思っています。

あと余談ですが最近「Simian」のボーカル「Simon」が「Higher Friquency」で「Never Be Alone」についてのインタビューを受けていたんですが、その記事の英題が「We Aren't Your Friends」。
洒落が効いていて思わず笑ってしまいました。
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  1. 2007/02/19(月) 16:37:30|
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Justice / Phantom


Justice / Phantom

明日は新宿Wireでの響子ちゃんYoshirotten君ESCのRyo君等々がDJ出演するイベントに行ってきます。
ここで紹介しているような音楽が好きな人であれば鉄板なDJさんばっかりです。
平日にもかかわらず暇だと言う方がいれば一緒に盛り上がりましょう!
(その際は自分はおそらくチェックのキャップ被っているので気楽に声かけてください。)

「We Are Your Friends (Never Be Alone)」、「Water Of Nazareth」の大ヒットを受けてのニューリリース。
正直これほどのビッグタイトルなので満を持してと言う形でリリースされるものだと思っていたら、実際知らぬ間に出てたと言う感じでした。
(CISCOでしか流通が無くジャケもデザインがないものであることをかんがみると正式なリリースはまだで、デモ盤が流れてきた可能性が高いのかなとも思います。)

今回のトラックはボコーダーボイスを前面にフィーチャーしたものとなっていて、言うなれば「Justice」版「Around The World」と言ったところでしょうか。

途中に挿入されてくるエッジの効いた質感のベースの音色なんかには少し目新しさを感じたりもするんですが、如何せん「Water Of Nazareth」のとき程のパンチを感じません。
確かに今の今まで「Justice」のトラックが第一印象からすんなり入ってきた試しもないので、もしかしたら今回もそういうことかもしれませんが。

ただ展開の変則性の無さが少しばかり淡白な印象を与えている原因になっているとも思えるので、同レーベルの「SebastiAn」あたりにRemixさせると神がかったトラックになる可能性も感じます。
(「Surkin」にボコーダーフレーズをカットアップさせても面白いかも。)

ところでこの表題の「Phantom」、てっきり前回の「Water Of Nazareth」の流れでキリスト教における三位一体の一、「聖霊」を指しているのだと解釈していたのですが、「聖霊」は「Holy Ghost」ないしは「Holy Spirit」と一般的に表記されるらしく「Phantom」と言う表現を使用しているのを見つけることが出来ませんでした。

どうやらこちらが期待しているほど深い意味は無いのかもしれません。


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  1. 2007/02/13(火) 19:47:47|
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DJ Mix Feb 2007 Mixed By Lapin



DJ Mix Feb 2007 Mixed By Lapin

月曜の夜「Le Baron」のレジデントDJを務めていた「Adrien」がもうすぐ帰国してしまうと言うことで、お見送りパーティーに呼んでもらいました。
8畳位のところに20~30人ぐらいいてすごい状態でしたが、アットホームな感じでめちゃめちゃ楽しかったです。
ただ半分以上フランス人で会話がままならないのが悔しかったので、まず英語から始めたいと思います。
いい勉強法をご存知の方があれば是非ご教授下さい。

前々からMix作りたいなあと思っていたんですが、ようやとできました。
バックスピンし過ぎなのは「Justice」の影響です(笑)

Justice Vs Wildchild / Renegade Of Nazareth
SebastiAn / Ross Ross Ross
Services / Element Of Danger (Mstrkrft Remix)
Krazy Baldhead Feat Tes / Crazy Moth3f2ck8z (Midfield General Remix)
Mylo / Paris 400 (Etienne De Crecy Remix)
Aquashade Vs Lapin / Spiral
Gossip / Standing In The Way Of Control (Soulwax Nite Version)
Guns N' Bombs / Crossover Appeal
Surkin / Radio Fireworks
DatA / Paste Back
Fox N' Wolf / In Yr Underwear
Mr.Oizo / Nazis (Justice Remix)
Klaxons / Atlantis To Interzone (Nightmoves Remix)
Para One / Dudun-Dun (Mstrkrft Remix)
Klaxons / Magick (Simian Mobile Disco Remix)
Tiga Vs Digitalism / Jupiter Move My Body
Cyndi Lauper Vs Mstrkrft / Girls Just Wanna Have Fun (Edit)
Nicky Van She & Dangerous Dan / Around The World Again (Edit)
Justice Vs Simian / We Are Your Friends (Edit)
Phoenix / If I Ever Feel Better

あと24日にいつもの大宮awan cafeでDJします。

詳細は以下に。

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  1. 2007/02/06(火) 14:28:11|
  2. djmix
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Klaxons / Myths Of The Near Future



Klaxons / Myths Of The Near Future

ネットで試聴していてふいに「Klaxons / Magick (SMD Mix)」の12インチが欲しくなったものの、大方のネット通販(Cisco、Technique、Jetset)では在庫切れになっていたので駄目元で地元池袋HMVを覗いてみたらバッチリありました。

ついでにCDコーナーで「Klaxons」のインデックスを覗いてみるとなんと彼らのアルバムが。
先週まとめ記事書いたときに調べたつもりだったんですが、もう発売していたとはとんでもなく油断してました。

以前「Klaxons / Xan Valleys Ep」を見たときもタロウさんと話してたんですが、これもジャケがめちゃくちゃ格好いい。
宗教っぽいモチーフとかを中心とした絶妙なカラーリングのコラージュ。
個人的には今一番格好いいジャケデザインです。
(「Kitsune」からのリリースもいい加減辟易してきた顔のアレじゃなくてこっちにしてくれればよかったのに。)
こころなしか「Mstrkrft」のグラフィックのセンスと近いような気もします。

一押しはまるでレコードの回転数間違えたような錯覚さえ起こさせる超高速BPM&ハイテンションの「Atrantis To Interzone」。
あと最新シングルでもある「Golden Skans」が彼らにしてはかなりおとなしめかつ日本人好み?の哀愁感と相まって、いまいち彼らについてけないって人でも割と聴きやすくなってるんじゃないかと思います。

しかし今回のアルバムタイトルも「Myths Of The Near Future(近未来の神話)」、あと曲名も「Atrantis~」、「Magick」、「Totem~」とか宗教、オカルトめいたモチーフ盛りだくさんな彼らですが、「Justice」然りこういう要素がフィーチャーされてくる背景に何があるのかも少し掘り下げてみたいテーマです。
そのうち歌詞をじっくり読んでみようかと思います。

以下はPV。

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  1. 2007/02/01(木) 13:13:02|
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