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主にフランスの流れを汲むクラブミュージックに関する雑記です。

Kitsune Maison 2

kitsune2

スタイリッシュなアートワークやファッション界との密なコラボレーションで世界中から注目を集めているパリのクリエイティヴ集団 / レーベル Kitsune による人気コンピレーション・シリーズ Kitsune Maison の第二弾がリリースされることとなった。
http://www.higher-frequency.com/j_news/may06_i/19/2.htm

だそうです。
matsさん「Kitsune」としては最新リリースになる「Adam Sky / Ape-X」のレビューでおっしゃってましたが今まさに「Kitsune」バブルのピーク、とにかくすごい勢いがあるのでかなり期待できます。

上のリンク先によると「Banquet / Bloc Party」の収録は確定済みのようなので、おそらく既に単発でリリースされた未収録なものと新譜の組み合わせといった感じになるかと思いますが、どんな新しいアーティストが収録されてくるのか今から楽しみです。
ちなみに以下に示したのがその未収録のトラックなので、この辺は収録される可能性大です。

■Tom Vek / Nothing But Green Lights
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_150676.php
■Digitalism / ZdARLight (discodRome / moonLight edition)
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_152461.php
■I Ragazzi Dell 1982 / Palermo Disko Machine
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_159391.php
■Banquet / Bloc Party
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_156072.php
■Christopher & Raphael Just / Popper
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_161225.php
■Adam Sky / Ape-x
http://www.cisco-records.co.jp/cgi/title/techno/detail_164196.php

あとEscalator Cafeのページからなんですが、
8月にはDAFT PUNKがSUMMER SONICでプレイするので、再来日するそう。楽しみです。
しかもED BANGER RECORDSとKITSUNEのシークレットパーティーも東京で行うそう!!

http://shop.escalator.co.jp/cafe/archives/2006/03/escalator_free_1.html

と言うことなので、このイベントの情報をゲットした方は是非こっそりと教えてください(笑)
もし「Daft Punk」と「2 many DJ's」が遊びに来たら・・・なんて夢もとい妄想は膨らみます。

追記

「myspace」で「Kitsune Maison 2」に収録されるトラックを四曲視聴できる模様。
他三曲はリリース済みですが「Digitalism」のトラックは新曲でしょうか。
http://www.myspace.com/maisonkitsune

関連記事
bounce.com パリのクリエイティブ集団〈Kitsune〉が最新コンピレーション『Kitsune Maison 2』を6月16日にリリース
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  1. 2006/05/25(木) 15:07:22|
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Party Escalator 20 May 2006 レポ

まだ空いてる12時前に入店。
先月のこのParty Escalator、先日のPlayRoomとご一緒したmatsさんは前日の「Norman Cook」大先生の来日イベントに行かれてるので、やはり来られてない模様。

毎度仲さんのDJから始まるこのイベントですが、その中から個人的に気になった数曲をピックアップ。

■Phoenix / Long Distance Call (25hrs a day Remix)

前回勢い余って「Phoenix / Too Young (Le Knight Club Remix)」をかけてくれてましたが真打ち登場です。
このトラック自分は昨日初めて聴いたんですが、すでに発売されてるCDシングルには収録済みのようです。
個人的には原曲より好みです。

■Services / Element of Danger (MSTRKRFT Remix)

「MSTRKRFT / Easy Love」が来て間髪いれずにこのトラック。
その日たまたまこのトラックを聴きながら来たのでテンションあがらないはずもないです。
フロア的にもたぶんこの曲が一番盛り上ってました。
SHOP ESCでも入荷してるようなので、絶対買いです。

■Annie / Heartbeat (Alan Braxe Remix)

よもや今またこの曲が聴けるとはって感じでした。
比較的当たらしめで先の「MSTRKRFT」による同曲のRemixもありますが、折り重なるシンセで展開させるいつもの芸風とは違い、原曲を大事にそのままフレンチハウスにしたてた(もはやRemixと言うよりClub Editといった感じ)「Alan Braxe」のRemixがやっぱり最高です。
この曲でこの日の仲さんのDJはフィニッシュ。

そしてDJが終わると巨大なケーキとシャンパンが到着してみんなの拍手ともに一週間前に誕生日を迎えた仲さんの突発誕生パーティー開始。
ずっとどっかで見たなというサングラスの人がいたんですが、あの梶野さんでした。
仲さんの誕生パーティーという事で駆けつけてたみたいです。

そしてそのシャンパンとケーキを恐れ多くも仲さんから直接おすそ分けいただきました。
ケーキはおいしかったし、シャンパンは甘くないのにグイグイいけたので上等なものだったんだと思います。
ごちそうさまでした。

あと実はこれが一番嬉しい出来事でしたが、メイク志望のジュン、名前を訊くのを忘れてしまったけどスウェーデン人早稲田生の彼が気さくに話し掛けてくれたこと。
いい時間を共に過ごせてよかったです、ありがとう。

そして気付けば明け方「Popper」、「Bongo Song」等などと大ネタづいたところで最後の最後には梶野さんもブースに参戦。
エアギターならぬエアボーカルで「Long Distance Call」から「if I ever feel better」と「Phoenix」メドレーで締め。

そして帰り道、歩いている自分達を自転車で追い抜いていく梶野さんの背中がなんともよかった、そんな夜でした。

追記

AIR NANA ありふれたスタイル~A common style~
奇遇にも同イベントの記事を書かれてたんですが、こちらはその写真が掲載されているので是非梶野氏のハジケッぷりを楽しんでください(笑)
あとまたこちらによるとあのモデルの花楓さんがいらしてたという事なんですが、全然気づきませんでした。
残念。

また追記

「radio escalator」の仲さんのblogにトラックリストが載っていたので転載しておきます。
仲真史 Radio Escalator: 仲真史[radio escalator]、祝10回!
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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

  1. 2006/05/21(日) 18:33:54|
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Phoenix

phoenix02

>>視聴

ようやくリリースしてくれた「Phoenix」の新譜「It's never been like that」。
前回触れたセキュアCD等の問題はありますが、個人的にはこのCDを気に入っています。
サウンドのレビューをやるほど自分はバンドについて語るすべを持っていないので、そのあたりは以下の方々によるレビューをどうぞ。

ふぃーりん☆ナウ
洋楽と映画と読書~その他いろいろな日々
名曲堂
A Life Less Ordinary ~洋楽好きの日常~

そんなこんなで自分は、これからの夏フェスに向けて主に今まで彼等に通じてなかった人にその素性を紹介するようなものを書いてみたいと思います。

「Phoenix」はベースの「Deck D'Arcy」、ギターの「Christian Mazzalai」と「Laurent Brancowitz」、それとボーカルの「Thomas Mars」によって形成されたバンドです。

割と有名な話ですが、この「Branco」こと「Laurent Brancowitz」は「Phoenix」を結成する前に今の「Daft Punk」の二人と「Darling」と言うバンドを組んでいました。

そのバンドが「Streaolab」の前座を勤めた際にMelody Maker誌のレビューで「Daft Punk(気がふれたパンク)」と酷評され、それを面白がったのか後にハウス・ミュージックへと「Thomas」と「Guy」の二人が傾倒して言った際、それをユニット名として採用したのが今の「Daft Punk」だったりします。
その際「Branco」だけはバンド・サウンドへの愛着が強かったのか、袂を分っています。

ただそんな成り行きでもよくある人間関係のもつれみたいのは皆無なのがおもしろいです。
その後も「Phoenix」の楽曲「Too Young」のremixはその「Guy」のユニット「Le Knight Club」がやってたり、前の記事でも触れたんですが「if I ever feel better」のremixを「Guy」の弟「PlayPaul」のユニットがやってたりします。
今回の「SummerSonic」にしても「Phoenix」にしてみれば新譜のプロモーション、「Daft Punk」は元々ツアーの予定があってという事情はあっても結局一緒に来日ですし。

また今回の新譜「It's Never Been Like That」の日本語レビュー文を読んではじめて知ったのですが、ボーカルの「Thomas Mars」はあのゴッドファーザーシリーズの監督として有名な「Francis Ford Coppola」の実娘であり、女優、映画監督でもある「Sophia Coppola」の彼氏だそうです。
どちらが先かは判りませんが、彼女の映画「Lost In Transration」で彼等の楽曲「Too Young」を使用されていたのがなんとなく腑に落ちました。
  1. 2006/05/19(金) 15:29:05|
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セキュアCDの対処方法

一時期の一般ユーザーの異常な反発からすっかり姿を消したと思っていたコピーコントロールCD(以降CCCD)ですが、最近セキュアCDという新しい方式のCCCDが普及してきているようです。

個人的なこのCCCDとの出会いは最近購入した「Daft Punk / Human After All Remixes」と「Phoenix / It's Never Been Like That」です。

まずはCDをドライブに挿入したとたん独自のプレーヤーが起動します。
(詳しくは下にリンクしてある「CD-R実験室」で非常に詳しく検証されているので、そちらもご覧ください。)

個人的に困ってしまった点はこのセキュアCD、CD付属のアプリケーションから回数制限つきでHDDへの保存は可能なのですが、それはwmaファイルに限定されてしまっているのでそれに対応したボータブルプレーヤーでないと再生できないことです。
(現に自分のネットワークWalkmanには転送できませんでした。)

確かにCD付属のアプリケーションから回数制限つきでCDのコピーを作成できるのですが、これはCDに入っているmp3(320kbps)のものをデコードして焼きこんでいるようなので、厳密には元のCDよりも音質が劣化してしまうことになります。
(このCDからプレーヤー用にまた取り込みすると二重エンコードになってしまうので、その場合の音質はさすがに厳しいです・・・)

そこで対策ですが、まずiTuneやSonicStage等のソフトではそもそもCDとして認識してもらえないようなので、おそらくお持ちであろうCDライティングソフトからトラックをリッピングして、それを新たにCDに焼きなおす、そして改めてiTune等でリッピング、エンコードするのがいいんではないかと思います。
(もちろんファイルを直にエンコードしてしまっても良いと思います。)

ただしこのセキュアCDのもっとも性質の悪いところなのですが、CDを挿入すると自動的に立ち上がってくるソフトが一度でも起動した段階で、こちらの操作を必要とせずなんらかのファイルが自動的にHDDにコピーされ、その影響で正常にリッピングすることができなくなります。
(具体的には細切れにして並べなおしたようなおかしなwavファイルが出来上がります。興味のある方はわざと試してみて下さい。)

なのでまだCDをPCに入れてないと言う方は最初にCDを入れる際にshiftキーを押しっぱなしにしておいてください。
そうするとCD付属のソフトは自動的に起動することはありません。

またもうインストールしてしまったと言う方はCDを入れたらそのアイコンを右クリックして展開して、Uninstall.exeをダブルクリックすれば元の環境に戻りますので、そうしたら再度一から手順どおりリッピングしてみて下さい。

■関連リンク

TOSHIBA-EMI Secure CD

CD-R実験室 またしてもコピーコントロール銀色円盤が登場 ~ セキュア銀色円盤 (CDS300)

CD-R実験室 セキュア銀色円盤 (セキュアCD) Part2

ITmedia +D LifeStyle:新たなCDコントロール技術「セキュアCD」を試す
  1. 2006/05/11(木) 15:43:40|
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ROULE 306 THOMAS BANGALTER "Trax On Da Rocks Vol.2"

roule306

THOMAS BANGALTER "Trax On Da Rocks Vol.2"

Rouleから初めにリリースされた「Trax On da Rocks」の第2弾です。
A面3曲、B面2曲と言った構成も同じで、中身の曲自体も多種多様で非常に似かよった作りになっています。
当時は今まさにフレンチハウスブーム黎明期でありあまりにもそのシーンを無視したトラックが多いので、Vol.1ほどは売れなんじゃないかと思います。

あとプロモ盤のみでこの「Trax On da Rocks」のVol.3があり、「Daft」と交流のある「Armand Van Helden」なんかがプレイしていたと言う噂を耳にしたことがありますが定かではないです。

A1:Club Soda

vol.1の先頭トラック「On The Rocks」の流れを汲む、まったりとしたムーディーなトラック。
イントロのソーダ水を注ぐ音が面白い。

A2:Extra Dry

逆に一番今っぽいかもしれないトラック。
マッドなシンセフレーズがはねまくります。
いっそ3rdアルバムのトラックより格好いいかもしれないです。

A3:Shuffle!

形容が難しいですが、ひたすら反復&ローテンションの地味なトラック。
強いて言えばDemonのレーベル20000STとかそっち系でしょうか。

B1:Colossus

A面が何だったのかと思うような馬鹿ディスコフレンチハウス。
当時は一番フィットしていた気もしますが、もう今聴くと恥ずかしいぐらいです。
Bob Sinclarとかそっち系の雰囲気。

B2:Turbo

「Texas」ばりのロールと言い、A2:Extra Dryと同系のマッドなテクノトラック。
これも今かえって使えそうな感じです。

テーマ:テクノ・エレクトロニカ - ジャンル:音楽

  1. 2006/05/09(火) 12:52:38|
  2. ROULEレビュー
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